【共通テスト痴漢撲滅運動】昨年も言ったし載らないしブロックするけど尊敬しています

目次

これまでのあらすじ

過去記事未読の方は、先にこちらをご覧ください。

1 #共通テスト痴漢撲滅 は、一般女性のアイデアから始まった!

2 【 #共通テスト痴漢撲滅運動 】市井の女性、訴訟を仄めかせられる

3 【 #共通テスト痴漢撲滅運動 】ブロックするのは悪くない

証文の出し遅れ

2023年3月4日、きだ結氏が今年の共通テスト痴漢についての連続ツイートをした。

2023年1月、市井の女性たちへの訴訟の可能性をほのめかせたきだ結氏と、 弁護士からの助言によりSさんをブロックしたアルテイシア氏。

これまでの流れと最近の発信を、関係者のツイートも含め振り返ってみよう。

これまでの流れ

2022年01月31日 きだ結氏 Twitter&個人サイト

2022年03月02日、きだ結氏個人サイト「受験生狙った痴漢加害防止へ対策実現」ではこのように記されている。

今回、貴重な成果が生まれましたが、

それは、1988年の地下鉄御堂筋事件(痴漢を注意した女性が拉致されレイプされる)をきっかけに生まれた「性暴力を許さない女の会」の方々の活動、

2019年から2020年にかけてのセンター試験痴漢防止パトロールの取り組み、

昨年の日本若者協議会の大学生・高校生による署名運動等々、

大分以前から「性暴力は許さない」「痴漢は許さない」「受験生を守ろう」と声を上げ、

或いは行動してきた多くの市民の人たちの努力と結びついていると言えます。

日本共産党 兵庫県会議員 きだ結 個人サイトから

2023年01月20日 しろやまさん Twitter

アルテイシア氏、しろやまさんをブロック。

2023年01月22日 きだ結氏 Twitter

画像が見づらいので、サイトから内容を引用する。

なお長いので、個人的ツッコミどころにマーカーを引いた。

この間、アルテイシアさんと私、「東灘区ジェンダーしゃべり場(※)」の関係者について、

「共通テスト痴漢撲滅アクション」に関する以下のようなツイートが多く流れています。

①「共通テスト日を狙う痴漢を撲滅する運動は、

市井の女性Sさん(Twitter上の匿名アカウント)が始めたのに、

それを無視して自分たちが始めたとアピールしている」
②「こうしたやり方は無名の市井の女性たちの活動成果を横取り(簒奪、略奪とも)し、

自分たちの手柄にするというものだ。恥を知れ」

これらは事実に基づかない誹謗中傷であり、

中には名誉毀損に当たるツイートもあります。
現在、「東灘区ジェンダーしゃべり場」の皆さんは弁護士に相談のうえ対応を検討中ですが、

私個人として以下、説明します。

(1)「共通テスト痴漢対策を最初に訴えたのは私たち」とは全く述べていないこと

私もアルテイシアさんも、「共通テスト痴漢撲滅を最初に始めたのは私たちだ」などとはただの一度も発言していませんし、そもそもそう思ってもいません。

私たちが兵庫・神戸で行った「共通テスト痴漢撲滅アクション」は複数のメディアに報じて頂きましたが、

どの報道でも「最初に始めた」などとは報じていません。

アルテイシアさんが執筆したコラムや取材された記事にも「最初に始めた」などとは書かれていません。

(確認して頂ければわかります)

ところが、私でいえば、

「昨年からの私たちの取り組みをマンガにして頂き、ありがとうございました」と、

鉄道会社・県警への要請など昨年以来の私たちの活動が描かれた漫画に感謝する投稿をしただけで、

「きだ結さんは『共通テスト痴漢撲滅は昨年の私たちから始まった』と言っている」とねじ曲げられています。

私たちの発信はあくまで「〝兵庫・神戸で行った共通テスト痴漢撲滅アクション〟はこんな内容です」

「その後も兵庫・神戸で年間を通して痴漢問題に取り組み、議会でも取り上げ、このように進んでいます」というものであり、

「日本で最初」と強調しているなどということは全くありません。

(2)他の方々のアクションに敬意を表明してきたこと

「同様の趣旨のアクションを2019年から市井の女性が始めている。

それに何の言及もないのはその人たちに敬意がない」という趣旨のツイートも流れています。

私たちのアクション開始の経緯は以下の通りです。
①そもそもの始まりは、

2020年に神戸市民のNさんが鉄道会社に痴漢対策の強化を要請したが、ゼロ回答だった。
②その後、2021年冬頃にNさんが私と松本市議に相談され、

共通テストの受験生を狙った痴漢問題についても教えてくれた。

私たちは共に鉄道会社や県警に、共通テストの日の対策強化の要請を行った。
③上記のように要請したことを、Nさんが友人のアルテイシアさんに話した。
④それを聞いたアルテイシアさんが2022年1月の共通テストの前にツイッターで拡散に協力してくれた。
⑤2022年1月の共通テストへ向け鉄道3社で「痴漢は犯罪です」などの痴漢防止アナウンスが実現、

県警も当日は最大の体制で警備。

この経緯は私たちも再三発信していますし、

アルテイシアさんもコラムに書かれて取材でも答えています。

私たちはその頃、

「市井の女性から始まった、入試痴漢防止パトロールのツイートや活動」を誰も知りませんでした。

アクションが広く周知されたことで、

共通テスト後の昨年1月下旬、私はその運動の中心と思しき方からメールを頂きました。
そのメールによって、2019年秋から2022年にかけてSさんたちによる

「センター試験痴漢防止パトロール」のツイートや活動に大きく賛同が広がったことを知りました。

私はメールに返信して、先駆的に頑張られた方々へのリスペクトを伝え、今後の連携も呼びかけました。

Sさんをはじめ多くの先人たちへの敬意は、1 年前にこちらのツイートでも表明していますし、

当時の痴漢パトロールの役割と貢献についても、その他の痴漢撲滅アクションとともに、

後々に残るようこちらのブログにも書きました。
当然、Sさんたちへのリスペクトは今後も何ら変わりません。

アルテイシアさんもコラムや取材で、

昔から活動されてきた先人たちへのリスペクトと感謝を度々発信しています

(取材や動画は尺やスペースの都合でカットされることが多いですが)

(3)Sさんらの取り組みと、私たち神戸の取り組みは、異なるアクションであること

「市井の女性の手柄を横取り、簒奪した」という批判がありますが、

2019年の取り組みと、私たちの神戸の取り組みは全く異なるアクションであり、

「横取り」と言われる余地はありません。
2019 年のSさんたちの発信・活動は「痴漢防止パトロール」であり、

一方、私たちは鉄道会社・警察・行政に本来の責任を果たさせるために要請し、

対策強化に動いてもらうことが基本。

「アイデアを奪った」とも言われますが、どういうアイデアを奪ったというのか、

全くの事実誤認ですので困惑しているというのが率直なところです。

また、アルテイシアさんは「共通テストの痴漢問題が可視化され、広く世に知られることにより、

受験生を守りたい」という一心から、アクションの拡散に協力してくれ、

メディアの取材にも応じました(言うまでもなく無償のボランティアです)
それなのに「著名人が市井の女性の成果をさらっていく」などと攻撃にさらされ、

理不尽な思いでいっぱいです。

正直、著名人がこういう活動をするのは並大抵のことではありません。

今回のように攻撃の矢面にさらされるのに加え、

私たち共産党の議員と一緒に動けば、仕事を干される可能性すらあります。

それでも女性の安全のために続けていて、

それを「簒奪した」などという侮辱はあってはならないと強く思います。

最後に。私たちは対立を望んでいません。

「Sさん」とイニシャルにしたのも、このツイートをきっかけに、

逆にご本人やその周囲にバッシングが及ぶことを避けたかったからです。

私たちが望むことは、事実無根のデマや誹謗中傷をやめてもらうことです。
オンラインハラスメントにより追いつめられ、命を奪われる方もいます。

スマホの先にいるのは生身の人間です。

私たちは全てのオンラインハラスメントに反対します)

私たちが目指すのは痴漢ゼロ、あらゆる性暴力の撲滅。

その思いで連帯できる方たちが大勢いることに勇気づけられています。

活動される全ての皆さんに敬意を示しながら、

今後も胸を張って痴漢ゼロ、性暴力撲滅の取り組みを続けていきます。

(終)

※東灘区ジェンダーしゃべり場

…神戸市東灘区で開催されている「ジェンダーにまつわるモヤモヤを語る女子会」イベント。

きだ結(兵庫県会議員)、松本のり子(神戸市会議員)さん、

作家のアルテイシアさんが参加し、市民ボランティアの皆さんと一緒に、

ジェンダー問題や性差別について気軽に語る場です。

日本共産党 兵庫県会議員 きだ結 個人サイトから

2023年01月22日 きだ結氏 個人サイト

2023年01月23日 アルテイシア氏 Twitter 

2023年01月23日 アルテイシア氏&太田啓子氏 Twitter 

2023年01月24日 きだ結氏 Twitter

2023年03月04日 きだ結氏 Twitter

最初に載せた連続ツイート。

(中略)

覆水盆に返らず

Twitterを見る限り、きだ結氏においてはこのツイートが決定的だったのは間違いないだろう。

筆者のような弱小ブロガーでは「昨年も言ったし何にも載らなくて問題ないくらい尊敬してるが、DMが来たら困るのでブロックする」という彼女たちの論理性を、どう整合性をつけて記事にすればいいのかわからない。

なぜ多くの市井の女性たちの声に「誹謗中傷」「名誉毀損」「訴訟」という言葉を使ってしまったのだろうか?

なぜ自分達の広報に落ち度があったか、反省することができなかったのだろうか?

なぜ今更「載りませんでしたが」などと、毎日新聞のせいにしようとした理由はわからない。

しかし多くの市井の女性は、このツイートで訴訟をちらつかされたことを忘れることはできない。

2023年3月9日現在、35件の引用ツイートを確認できる。

どのような引用ツイートがあるのかは、是非皆さんご自身でご確認いただきたい。

最後に韓国のフェミニストでソウル市長選挙に出馬したこともあるキム・ジナさんの言葉を、もう一度引用する。

発言権力、出版権力を持たない匿名の女性たちにとって、自分の言葉はいつ消されるかわからないものだ。

歴史と経験を通して学んでいるため、世間が自分たちの手柄を認めてくれるはずだとナイーブに信じたりはしない。

彼女たちの「クレジット」要求は、運動の著作権を主張するものではない。

市中に広まったスローガンや草の根運動は当然個人に帰属されず、誰もが使用し実践できる。

さらに有名人やメディアによって大衆受けしやすいよう加工され、拡散されるのはそれなりに望ましいことだ。

しかし運動やスローガンの起源がはっきりしているか否かはまた別問題だ。

起源がなければ運動として成り立たないし、スローガンが意味を持つためにはそれがどう生まれたかが明らかでなくてはならない。

まるでスローガンそのものが空から降ってきたかのように、あるいはもとからあったかのようにみなし、起源を消してしまってはまずい。

薔薇はいいから議席をくれよ』 「匿名とクレジット」から キム・ジナ

きだ結氏とアルテイシア氏たちに圧倒的に欠けている視点、それは「階級差」だ。


なお、きだ結氏・アルテイシア氏・東灘区ジェンダーしゃべり場から「誹謗中傷」で「名誉毀損」したと「訴訟」を起こされた市井の女性は、是非とも当ブログまでお知らせください。

多くの市井の女性の名誉にかけて、あなたをひとりには致しません。

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