【女性の安全と尊厳を求める0923新宿マーチ】の真実！

シャオリューさん、初めまして。こむぎと言います。
この度はお声かけいただきありがとうございます！　読む人の興味をそそる話ができたらなと思います！　よろしくお願いします！

シャオリューさんはじめまして！　詩織と申します！
今回のマーチの様子をなるべく具体的にお話できればと思います。よろしくお願いします！

はい。このマーチは9.27の最高裁で弁論される性別変更要件について、異をとなえながらも特例法の廃止を求め、且つ女性の安全と尊厳を求めるマーチです。
市井の女性が主体となって集まったマーチです。

こないだの最高裁では何があったのかご存知ない方は、この記事に詳しく書いてありますので見てみてください。

え、マーチって警察に申請して行うものなんですね！

話を戻しますが、最初は「手術しなくても性別変更したい」なんて駄目だと思ってたんです。でも解釈が変わりまして「性別変更はそもそもできない」にしないと、駄目だとわかったんです。
というのも、閉経をし、かつ陰核をホルモン治療で大きくしたトランス男性が戸籍変更をしている実例があるんです。

でもまた別の人は家裁で、手術していないという理由で性別変更したいという訴えを棄却されてます。

そうなんですよ。今回それで最高裁で、未手術で性別を変更できるようにしようっていう話しあいが行われるんです。

経産省に勤めるトランスジェンダーの最高裁の裁判とは、別なんですよ。でも同時期に最高裁で進められて来た問題なんです。

あれ？？　でもこむぎさんさっき「手術しなくても性別変更したい」じゃなくて「性別変更はそもそもできない」にしないと駄目だとわかったっておっしゃってましたよね？
話し合いで手術の話をするなら、「手術しなくても性別変更したい」に反対した方がいいのでは？

は？？　最高裁で手術しなくても性別変更できるようにするのか、できないようにするのか話し合いがされてるんじゃないんですか？

既にある法律を、どう解釈するかの話を延々としてるんです。

私たちの主張は「性別は変えられない。だからそもそも特例法がいらない」というものです。
あえてネーミングするなら「性別は変えられない。だからそもそも特例法はいらないから廃止派」です。

以前からこむぎさんが女性や子どもの権利と安全のために活動されているのを知っていて、１度国会前のスタンディングに参加したことがありました。大椿ゆうこ議員の発言に抗議したかった！
そのときに、女性だけで安心して参加できる環境だと思ったので、今回も趣旨に賛同し、参加を決めました。

では最終的に、このマーチには何人の女達が集まったんでしょうか。

すごい！　女だけのマーチなんて、日本初では⁉︎　早速どんなマーチだったのか、お話をしていただきましょう！

Xではわたしたちのマーチに反対する人たちが新宿に行かないようポストしていて、やばいなって、もしかしたら妨害されるかもしれないという話をしていました。

熱い挨拶だ〜〜！！　燃える〜〜！！

その場で参加者の方が、海外のマーチで掲げられている英語のスローガンを書いたプラカードがあった方が、より多くの人に訴えられるのではないか、と仰って、急遽その場で「LEAVE OUR KIDS ALONE」というプラカードを手書きで作りました。
後でこの言葉のコールもしました。

その後取材に来ると言っていた産経新聞の記者が、道に迷ってマーチ開始時間に来られませんでした。
待っている間警察の車両の後ろに待機していた時に「men are not women」、「男は女じゃない」と書いたプラカードをもっていたんですが、外国人の女性の方にそうだそうだ！　と声をかけられました。
私はそのあと記者の方を迎えに行きました。

記者の方も合流後、すぐにマーチを開始しました。警察車両に先導され、制服の警察官に誘導されながら新宿駅の東口をスタートしました。
そして当日使うコールを書いた用紙を見ながら、歩きつつシュプレヒコールを始めました。
コールを始めた瞬間、沿道のひとたちが一斉にこちらを向きました。

コールは事前にＸでどんな内容がいいか募りました。当日参加が難しい女性たちから託された思いでもあります。内容はこちらです。

あー！　そういう人いましたね！　早歩きで歩いているのに、色んな人の反応がありましたよね。

警察にあらかじめ開始時間と終了時間を申請しているからですね。開始時間が遅れても、終了時間は伸ばせないんですよ。

いつも歩道を歩いている新宿の真ん中で、道路を歩きながらコールを上げるというのは本当に不思議な感覚でした。
英語のプラカードを見て、反応してくれる訪日観光客っぽい人たちがたくさんいたのも驚きました。

産経新聞の記者の方がこのとき、写真を取ろうと弾幕の目に回り込んでしゃがみこんだんですが、すぐ警察に「参加者の方ですか？」と声をかけられていました。
男だったので、警戒されたんでしょうね。主催の方がすっ飛んでいって報道の方だと説明していました。

車道を歩いてるから信号が赤になったら横断歩道前で止まるんです。
そのとき歩行者にすごく見られて、こんなに注目されるんだ！　ってびっくりしました。
というのも私は普段、国会議事堂前で立ってデモをしてるんですよ。

実は同時刻、地上で反マスク、反ワクチンのひとたちが同調してくれたとき、上の方ではいきなり歩道橋からトランスフラッグが飛び出していました。

どうやら私たちとは意見が違うトランス賛成派が、マーチが通るタイミングに彼らの旗を出そうと待ち構えていたみたいなんです。

警察大正解ですね！　でも旗を歩道橋から出すくらいじゃ、警察には何のことかわからないでしょうから絶妙ないやがらせですね。

15時55分に主催者の方から、あと5分というアナウンスがありました。
私、もうそんなに時間が経っているって思ってなかったので、びっくりしました。そのあとさらに全力でコールをしました。

16時すぎ、マーチが終わる時間に、警察に「終わりでーす。コールを辞めてくださーい」と言われて、区役所そばの遊歩道まで誘導されました。
その場で「お疲れ様でした」とこむぎさんが挨拶されて、その後参加者同士で少し雑談をしたり横断幕を片付けたりしました。

マーチを終えたその日のうちに産経新聞からマーチの記事が出ました。
しかし「自民党の議員が懸念している」という、マーチに何の関係もない内容で参加者みんなものすごく怒ってました。

さらに「女性スペースを守る会」の滝本弁護士が私たちのマーチに乗っかる形で、このマーチとは一切関係ない署名拡散のポストをして、さらに怒りが爆発しました。
滝本弁護士たちは「特例法を維持！　手術すれば性別を変えられる派」。私たちの主張は違うのに！

滝本弁護士のポストと同時期くらいに、マーチの写真の隠し撮りをポストされてしまいました。
私は腹たって引用リポストで抗議したんですが、写真に写りたくない人が写っていた可能性があるのではと、知人が指摘してくれました。
不安な人は連絡くださいと、すぐに謝罪文を出しました。軽率でした。

この後、私の外見や、参加者を誹謗中傷するポストが増えました。ある人とは何度かレスバしましたが、それは相手方の意見がおかしいことを可視化するためでした。

次の週には杉並の警察に行き、誹謗中傷のポストを見てもらいました。
警察に相談に行くのはこれが4回目で、何度も話を聞いてもらっていたので、話が通るのが早かったです。事前に資料を渡して関係性を作っていたのもよかったです。

それから1週間、攻撃的なリプをしてくる人たちをちぎっては投げていたら、フォロワーが新しく300人増えました。

そしたらその週の週末に、アカウントが凍結されました。

凍結理由は訳のわからん差別的発言とかですか？

は？？？？？？

すいませんけど、こむぎさんの語彙どうなってんですか？？　何すか、野焼きの刑って？？？？

暴力とは？？？？　いやほんと野焼きの刑って、何も意味わからんのですけどwwwそんな言葉あります？？

草燃えるwwww

先頭、真ん中、後ろと、マーチのどこにいたかでも見えているものが全然違ったんですね。

お茶会に参加したんですけど、みんな次があるのが当たり前に自然と未来の話をはじめました。
マーチをここで終わらせない。この話ももう少し続きます。