フェミニズム書評、はじめました。
ジャイルー!
シャオリュー(@GreenEyes_Fem)でーす!
2023年3月17日『TERFと呼ばれる私達』Kindleで発売開始しました〜!
途中出版を邪魔されましたが、無事の発売おめでとうございます!
どんな電子書籍か早速紹介していこう!
著者紹介
編集・著者はヘイトを許さない一市民さん。
それ以上の素性は何もわからないが、いつもTwitterでトランス問題についてツイートしている。
本文はいわゆる多くの『ツイフェミ』の寄稿によって成り立っている。
有志からの投稿文もたっぷりあって、大満足の710ページ!
赤ネコ、柏葉ユカリ、とびうお、伊東麻紀、ハラキリムシ、浅利 進(仮名)、めい、JayooByul、ジョー・バートッシュ、キャロライン・ノーマ、幸せそうな【大安門堂】、よもぎもちNOVO、みー、森永弥沙、青さン、ご主人様は抗日です。、中野五百雀、ちよ
全員ハンネの本なんて信用できる? と思う方もいるかもしれないが、俺の意見は逆だ。
もはやNPOや一般社団法人の人たちの本やニュースの方が、信用に値しない。
彼らはトランスジェンダー思想を広めることにより、医療業界とのコネ、出版や講習などの莫大な利益を得るからだ。
何のしがらみもないからこそ、事実が書ける。
謎マナーを次々作り出すマナー講師は、失礼クリエイターと名前がついた。
トランスジェンダーという思想を広めようとする人たちが、女性差別クリエイターと言われないのは、差別されるのが女性だけだから。
著者紹介なのに、著者たちを全然紹介できず申し訳ない。
でも紹介できないからこそ、何一つ誤魔化しのない事実ばかりがこの本にはあるのです。
本はKindle、電子書籍のみの取り扱いだ。
実はこの本には、以前紙本を出版しようと実施された、クラウドファンティングがあった。
しかしトランスジェンダー一味の妨害にあって頓挫。
出版に前金がかからない電子書籍で出版されたという経緯がある。
出版されてもいなかった本が、危険視されて制作を妨害された。
それこそこの本がトランスジェンダー一味にとって、隠したい不都合な真実が載っている証拠ではないだろうか?
AMAZON
評価
Excellent!
- 日本のトランスジェンダー問題がどのような歴史を歩んできたか、記録してある唯一の歴史書。
- 多くの市井の女性の寄稿・投稿文から、トランスジェンダー問題の真実がわかる。
後から来たひとが、事実を知ることができるように編集されたこと。
実際これが一番でかいと思う。
『トランスジェンダー』は、キリスト教圏の机上のこじつけから召喚された後付けの思想だからね。
俺も全然ついていけないし、多くの日本人にとっても何のことだかさっぱりわからないだろう。
更に歴史を重ねてしまったから、更に何が何だかわからない状態になっている。
現在多くの公衆トイレで、女性用トイレが消されている。
日本でもLGBT法が成立すれば、女性の抹消がまったく他人事ではないと、多くのひとが気づいたタイミングにこの本が出版された。
結果的にベストタイミングな出版だったと思う!
Good
- 電子書籍が発売されたこと
今も電子書籍が出ない本って普通にあるから、どんな理由であっても電子書籍が発売されたことはいいことだと思います!
紙の値上がりが続いているから、ページ数が多くなれば多くなるほど値段が上がり文字が小さくなってしまう。
日本は多災害・高温多湿・ウサギ小屋と、本を長く個人所有するには三重苦の場所。
個人的経験から電子書籍があるのとないのとでは、購入者の数は変わってくると考えます。
ただし電子書籍でも、スマホで読むのはかなりキツい。
ページ数が多い上に絵や表もあるので、PCでweb Kindleアプリを利用するか、タブレット利用を個人的にはおすすめしたい。
Poor
- カタカナ専門用語が多いので、初心者には取っ付きにくい。
- 電子書籍の取り扱いのみ
最初は誰でも「トランスジェンダーはマイノリティ」
「かわいそう」くらいの認識なんだけど……。
実際トランスジェンダー一味は、横文字の専門用語を多用し、バトラーやらフーコーやら社会学的教養&キリスト教の教養やら、学術的で先進的で感情的な文脈で女性差別を目眩しして、市井の女性の人権を剥奪しようとしている。
本書には界隈で使われている単語集もあって、非常にお役立ち!
こねくり回した机上の空論に興味が持てない自分などは、権力者が決めたジェンダーに従わない存在を社会的に抹殺してきた、キリスト教のケツの穴の小ささには辟易するばかりだ。
でもトランスジェンダーなんていう思想が生まれたのは、10割キリスト教のせいって思えたのは、Twitterにいる有識者の皆様が海外の実態をツイートしてくれていたおかげ。
何も知らない市井の女が一番危険に晒されるという意味でも、トランスジェンダー問題は現代らしい魔女狩りといえるよね。
「電子書籍の取り扱いのみ」が良くないと考えるのは、紙本は権威付けになるからだ。
広く遠くまで読まれること、最終的に国会図書館所蔵を目指すなら、やっぱり紙本はあるべきなんだよな〜。
まとめ
トランスジェンダー問題は、現代の差別問題の病根を担っているといっていいと俺は思う。
科学技術がどれだけ進もうとも、病的なまでの権力差と拝金主義、女性差別を行わずにはいられない社会の病理。
アジア人女性の俺には白人男性至上主義社会の闇を、すべて理解することはきっとできない。
でもだからこそ、日本では阻止しなくちゃ駄目なんだ。
この本は当たり前の疑問を持った女たちが、現代的に魔女だと叫ばれ、現代的に存在を消されてきた記録だ。
そして現在、日本では昔の所業の矮小化が始まっている。
2018年ごろの話なのにな!
たった数年前、市井の女に現代的に魔女と言っていたひとたちも、現在も変わらず魔女というひとたちも、むかーしむかし魔女と叫んだ群衆たちと変わらない。
魔女狩りは起きなかったが、徹底的な女性差別のある国でのトランスジェンダー問題は、どのようなものなのか?
女子トイレがなくなっている問題との関係はあるのか?
そもそもトランスジェンダーとは、何なのか?
『TERFと呼ばれる私達』は、現時点でこれらの問題に対し、充分に応えることのできる日本で唯一の書籍だ。
是非ご一読を!
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