【ブログコラボ第二弾】フェミニスト脱コル本を語る‼︎【日本初!】

フェミニスト、集まる。

ウッ……‼︎‼︎

え、何でひとん家来て早々顔を覆ってるんすか?

シャオリューさんのワードローブが……! 一昔前のオタクみたいじゃないからですよ‼︎‼︎

あ、なるほど……。Dさん、その節はお疲れ様でした。

ワハハ〜Dさんのご苦労をまだ知らない方は『突撃! 隣のフェミニスト‼︎』を読んでくれよな!

いえ私も「服としての機能を果たしていればいい」とは思ってはいるんですよ⁉︎ ルッキズム良くない! ただやはり脱コルが広まったのは格好よさがあったという点を無視はできずつまり

分かってます! 大丈夫ですよ、Dさんの葛藤は分かってます。

そうそう! 立ち話もなんですから、とりあえず座って麦茶でも飲んで! ハイ、今日はよーこそ、お二人とも‼

こんにちは〜! お邪魔します〜!

今日はよろしくお願いします!

前回に引き続きフェミニストブログを回り、脱コル本を絡めながら脱コルの話をする企画第二弾! 今回はブログ『緑の目』に、Dさんとぺりぺんさんをお呼びしてます。
俺は『緑の目』管理人のシャオリューでーす! ではおふたりとも早速自己紹介をお願いします。

『緑の目』にお邪魔するのは2回目、『ダンス・イン・クローゼット』のDです!

はじめておじゃまします!『社会課題に取り組むエンジニアblog』、ぺりぺんです!

おふたりともよろしくお願いします〜!
いやあ〜こないだのぺりぺんさん家でDさんが語るという、ヒトのブログで語り尽くす方式はだいぶおもしろかったですね!

無茶振りがすごかったです……。まあ自分の番はもう終わった〜という気楽さはありますが。

……実は今回もそうかなと思って、覚悟だけは決めてきました。

お、気合十分ですね! ま〜ラクにいきましょ〜。

あの〜ぺりぺんさんはこないだ『服飾に興味があった訳じゃなくて恋愛のための手段だった』って仰ってましたよね。
俺はずっとファッションのことしか考えてなかったのですが、本の中でも恋愛と着飾りを結びつけて語る人は多かったです。非常に興味深いお話が聞けそうですね。

さすがDさん。徹頭徹尾『ファッション』の話……! 抜け目のないコメントですな〜。

……今回の話とも関係ありますね。話せば長くなりますが……。

いいですね! ウチのブログで一番長い記事を目指しましょう‼︎

孤独と虐待とコルセット

ちょっと色んな事情が入り組んでるので、中学生のときの話からさせていただきたいのですが。

なるほど、お伺いします。

へー、成長段階に原因があるというのも、Dさんの服が好きとは方向性が違いますね。

12歳の時に「お前は経済的に自立していないから居候なんだ、学校行くのと家事手伝いだけをやれ、遊びに行くな」と母から言われていたんです。今思うとそれがすべての始まりです。

児童虐待じゃねーか‼︎‼︎‼︎‼︎

え……あの、これほんとに聞いちゃって大丈夫なやつ……⁇⁇

カウンセリングは行ってます!
ああそうだ、ご覧になっている方に虐待されたことがある方がいらっしゃるかもなので、先に申し上げておきます。虐待の話が中心にはなりませんので、このあと具体的な話は出てきません。ご安心ください。
で、高校3年生のときにこんな家から出たくて……

待った待った‼︎ 色んな事情が絡み合ってるのは分かりましたが、情報量が多すぎる‼︎‼︎ Dさん板書お願いします‼︎ これipad‼︎

え⁉︎ 板書⁉︎ ipad⁉︎

話遮っちゃってすいません。じゃあ高校3年生のときの話からお願いします!

Dさんありがとうございます!
では……そういう事情があったのでとにかく結婚して実家から逃げ出したくて、高校3年生から男と付き合っていました。でも今思うと付き合っていたというより性搾取されていて、おまけにそいつ成人男性でした。
しかも後で分かったんですが、そいつ既婚者で子持ちでした!
わたしには、独身で母親と二人暮らしって言ってたんですけどね。

児童性虐待じゃねーか‼︎‼︎‼︎‼︎

待って待って待って‼︎‼︎ 情報量が多すぎる‼︎‼︎

脱コル関係ない話ばかりですみません。最終的には関係ありますから!

……Dさん、ツッコミは後にしましょう。ぺりぺんさん、どうぞ続きをお願いします。

はい。……その男と付き合ってる最中に、コルセットについて最初の学習をしました。普通の人には愛をくれる家族がいるけど俺にはいなかったことから、なんとしても愛して信じられる人が欲しかったんです。
最初は女性の友達が欲しかったけど、中学生のとき女の子の集団にいじめられました。それが大きくて、高校くらいからは男を信じるしかないと信じたんです。
でも自分がどれだけ尽くして真面目に生きていても男は浮気するし性暴力もする訳です。俺はずっと人は内面が大事で、誠実に付き合えば相手も誠実に返してくれると信じていました。でもそうじゃなかった。つまり内面は関係ないのでは? と学習したんです。

出来過ぎなくらい全部繋がってる‼︎‼︎

薬物依存の悪循環ポスターを思い出しましたよ‼︎︎ この時ぺりぺんさん10代ですよ⁉︎ えーうそやろ、しかもまだ最初の学習ってことは……⁉︎

引用:2010年12月1日に宮城県公式ホームページ内のみやぎ県政だよりのコーナーに投稿された画像(ポスター)

ははは。次の学習は大学時代です。高校生から搾取されていた男に騙されていたと分かって別れることはできましたが、男と付き合うことは止められませんでした。
自分のことを愛して信じてくれる人を求めることを、諦めることはできなかったんです。自分の彼男だけは王子だと信じていました。そのために自分が可愛いと思う服ではなく、男が可愛いと思う服を着てみることにしたんです。

彼男 女性と付き合っている男を指す。主にTwitterのラディカル・フェミニストが使っている。

……まずぺりぺんさんの好みをお伺いします。

axes femme、ラデュレ、ローラアシュレイとかの、いわゆるレースとフリルで姫っぽい感じが元々好きで、今も可愛いデザインのものが好きです。子供の頃はサン宝石が大好物!

ブランドはよく分かりませんが方向性は理解しました。ではぺりぺんさんが学習した男が可愛いと感じる服というのは……そもそもどうやって学習したんです?

男が好みそうなもの、社会から見て美しいと思うものの代表として、女優やモデルと自分を比べました。そうしたら驚きました。私がこれまでしていた格好、全く似合ってないと気づいたんです。

へ? これまでの格好が似合ってなかった?

私、黒髪すっぴんだったんです。でもどの女優もモデルも化粧をして髪を染めていたり巻いていたりしていて……それで気づいたんです。
黒髪すっぴんでお姫様服は似合ってなかったんだと。

ああ……ああ……‼︎‼︎

それから化粧をして髪も染めたり巻いたり、ダイエットをし始めました。個性的なお姫様服はやめて、女子アナ的?な客観的な美しさを目指し、男が好みそうなもの、社会から見て美しいと思うものを研究しました。

周りの反応はどうでしたか?

彼男にかわいいと言われるようになりました。大学でも評価されて方向性はあってる、うまくいったと思いました。コルセットを付けることで成功体験を得てしまったんです。
ただ元々が標準体重を少し下回るくらいの標準体型だったんですけど、非嘔吐過食になってしまいました。吐く練習は何度もしていたけど吐けなくて、美容体重+1kgくらいまでしか痩せられませんでした。でもそれでも、ここまではまだよかったんです。

はい⁉︎ 今度は一体何が⁉

もともと入学前から大学院とか留学とかに挑戦したかったので、成人するまではバイトを3つかけもちしていました。それで20歳のときにガールズバーをやり始めたんです。

ええ⁉︎ 過労で倒れちゃう‼︎‼︎

何かに挑戦したいなら、それでも全然足りなかったんですよ。ファミレス、家庭教師、学食の皿洗いやってましたが、北海道の最低賃金700円台だったので……。

俺の10代の時ですら関西の地方で時給750円だったのに……。何で外地って時給クソ安いんだろう。

性的な仕事には抵抗感があったので、色々調べていわゆる精神的風俗といわれるガールズバーに入店したんです。しかしそこから地獄の『美容レース』が始まってしまいました。
髪とか化粧とか名刺代とか、全部自腹だったんですよ。メガネが不可だったのでコンタクトも必須なのに、お酒代を出してもらえないと大した給料にならないので、見た目に気を使って可愛くなるためにお金と時間と手間を使うことになってしまったんです。

ひでえ~~~‼︎‼︎ まさに本格美容レース!

彼男は自分だけの王子でも、ほかの全男のことが嫌いになっていきました。その辺歩いてる普通の男も、全員ガールズバーや夜の店で女性にひでーこと言ってるはずだ! って、フェミニズムもミサンドリーも知らなかった頃ですが、男が嫌いになりましたね。

そりゃ無理もないですわ。それで院か留学はどうなったんですか?

……精神的風俗じゃ、結局大して稼げませんでした。おまけに母に奨学金の口座を取られて、結局院にも留学にも行けませんでした。

何でぺりぺんさんの母親は捕まってないんですか⁇⁇

外面が凄くいい人で、今だに母が俺を虐待してたこと誰も知りませんね〜!……なので大学を卒業をする前に休学して貯金をするか、諦めて就活をするかの二択になりました。
精神的風俗から肉体的風俗に行けばもっと稼げたんでしょうけど……もう自分に性的な仕事はできないって、その時には分かってました。拒否感というよりシンプルに、人間としてのプライドの問題です。
俺にとって精神的風俗は、相手の靴を舐めるような仕事だったんです。もうぜってー男にこびねーぞー‼︎ こびね〜ぞ〜!……こびね〜ぞ〜……(エコー)

……ぺりぺんさん、大したものはありませんがウチで飯食って行ってください。

あ、俺キャラメルポップコーン持ってきてたんです! たくさん食べてください! フェミニズムで辛い話をするときは甘い物が欲しくなりますよね‼︎

ありがとうございます! いただきますね!

ちょうどいいんで板書を見ながら休憩しましょう!

フェミニズムは運命を超える

『美容依存の悪循環』パロディ作成:ダンス・イン・クローゼット管理人 D
美容の効力が切れるとは「うつくしさと権力を勘違いしていた」ということ。

どうでしょうか?

わははww 美容悪循環ミームwwww Dさん何か色々やってると思ったら!

……ただの自分語りみたいになってて、すごく恥ずかしいんですけど……。

恋愛とコルセットは、本当にからみあっていると本にもありました。これからの話をするには、ここまでの前提が必要だったんですよね?

ええ、その通りです。さてお二人にお伺いしたいのですが、この話を俺の話だとご存じなかったなら、この先このお話の女の子にはどんな未来が訪れると思いますか?

……虐待関係はともかく、田舎の女の子あるある話だと思いますね。
このまま男と付き合っていればいつかは妊娠しちゃって、産婦人科に降ろしに行っても男の同意が無いとか言われ、手術してもらえなくて逮捕・前科付きになる。もしくは無事に中絶できても時代遅れの掻爬法で大金と健康を失う。

出産・結婚することになったら、男の顔色を伺いながら子供を死なせないように無職で家事育児に忙殺。
シングルマザーなら足元見られた低賃金の仕事をしつつ家事育児に忙殺!……というところではないでしょうか。

そうですよね。俺が話したかったのは、田舎の女の子あるあるの虐待と孤独とコルセットを抱えていても『非婚』を選べたという話です。
結婚は身分証みたいなものなので、日本では特に女性が生き延びる為の装置であることに一定の理解はします。
しかしそれは『理解ある彼くん』が、生涯『理解ある主人』であればの話です。何を求められるかは主人のオーダー次第ですからね。

……俺の知る限り、地元で田舎の女の子の進路あるあるを辿ってないのは『変わり者』の俺だけです。俺たちはぺりぺんさんが大企業にお勤めなのを知ってますが、この話がフィクションならご都合主義とか言われそうwwww

男と付き合うということは結婚や性行為を求められリソースを奪われ続け、自分を中心にした人生設計を描けないリスクを背負うってことです。 そういう人生は女性にとって、地盤がゆるゆるの危険な土地の上に住むようなもの。どうやってそこから抜け出す考えに至れたのか、これが最後のお話です。

とうとうメインの社会人編ですね!

いきましょう! 社会人になったとき付き合ってた人がいたんですが、遠距離恋愛でした。そしていつか結婚するなら、自分が仕事を辞めて相手が住む九州に行くことを疑っていませんでした。

あ゛〜る゛〜あ゛〜る゛〜‼︎

彼男の住んでいたのが九州でも田舎の方だったので、田舎でも働ける看護師なんかの資格取ったら? というような話もされましたね。

女だけ結婚出産考えて将来決めるやつ〜〜‼︎ 元彼男はなーにを他人事のように言ってるんでしょう!

相手の都合を考えて自分の未来をひとりで悩んでいました。九州移住しても同じ仕事ができないか、会社の役員にテレワークをしたいと突撃するくらいしました。
ちなみにその時はコロナ前で、テレワーク打診はかなり珍しくてユウキがいることでした。

……俺ね、まじでこれ不思議なんですよ。どうして普通の女性は男に合わせて人生を改変してしまうんでしょう?

俺の場合は彼男に男兼われたくなかったからですね。だから必死で自分のためじゃなく、相手のために動いてました。
なんで男兼われるという考えを持ったのかというと、せっかく男が好きな仕事をしているのに辞めさせるなんて、男の人生を女性の都合に合わせて変えさせるなんて“常識はずれの女”だからです。
それに彼男は院卒で九州にいても私より給料がよかったし、社宅という結婚ボーナスも利用できそうでした。世間の常識的には俺が仕事を適当なところで辞めて、九州に着いていかない理由がなかったんです。

男兼われる 読み方は『きらわれる』。侮辱的なおんなへんの漢字の使用を避けるもの。主にTwitter上で漢字圏のラディカル・フェミニストが使っている。

あ〜社宅に住めちゃうっていうのは結婚ボーナスってやつですね~。今でも結婚して相手の社宅に入る女性は多いと思います。ぺりぺんさんはどう気づいて、どう抜け出したんですか?

恋愛をやめるのは、フェミニズム関係なかったと今は思っています。でも次の男を作らずに済んだのは、フェミニズムの知識が勝ったからです。

へ? 恋愛を辞めるのはフェミニズム関係なかった?

彼男に浮気願望があったんですよ。…………17歳〜23歳頃まで、たった1人でいいから自分を愛してくれる誰かを探してました。でも自分が信じた男たちは、ことごとく俺を裏切りました。
前述の通りフェミニズムの前からミサンドリー入っていたし、男なんてろくでもないからやめようと思っていても、さみしさに負けて次の男を探していました。
さみしさに負けずに次の男はいらんと思えたのは、4Bのおかげです。

ミサンドリーが人生救ったともいえますね。でも恋愛から抜けだすのは葛藤なかったんですか? 日本の女性が離婚できない大きな理由が金銭問題です。

平均年収くらいは稼げる今の仕事に就いていなかったら、別れを選べなかったかもしれません。元々3人産んでバリバリ働くキャリアウーマンになる!って思ってたけど、自分の人生を優先していいんだって分かったんです。恋愛は必要ないって気付きました。

やっぱ金ですね……! 衣食足りて礼節を知るといいますが、とにかく生き延びることが優先になると、冷静に自身の人生を考えることは難しい……。

そうですね。俺は人生の半分以上「経済的に自立しなきゃ」という呪詛がついてまわっていたのですが、それが無ければ今の仕事をしていなかったかもしれません。

……それは母親から言われた「お前は経済的に自立していないから居候なんだ、学校行くのと家事手伝いだけをやれ、遊びに行くな」が原因ですよね。ウッ、めっちゃ複雑です……。

男と別れてTLに脱コルが流れてきて、4Bとかも自分で調べました。経済的・精神的な自立、「男に頼らず自分で生きる」という強い思いが確立。
そのあと賃貸の2年更新をどうするかという書類が届いて、『社会人2年目で家を買う』というトンデモ発想に至りました!

思い切りがすごい! 結果的に経済的・精神的自立を勝ち取ったことになっていますwwww そういえば本の中でも過去に帰れるなら、預金積立がしたいって方がいましたね。預金積立のことを「自分がのちにも生きているという意味だ」って言っていましたが……ぺりぺんさんは家‼︎‼︎

東西東西〜! ハ〜イいきなりですが一発芸します!『こういう時必ず出てくる多様な声』〜!
そうは言っても大学に行けた時点で特権持ちでは? 虐待を受けていたりふかふかソファ無しで努力したのは凄いですが、そういう努力ができない女性はいます! それに努力したって全員が大企業に正規雇用される訳ないじゃないですか? そういうの成功バイアスって言うんですよ‼︎‼︎

ふかふかソファ 略してふかソ。恵まれた環境に居たから努力できて成功したのに、それに気づかず勘違いしている人を指す。主にTwitterで使われている。

何か凄く聞いたことあるww 主にツイッターでww︎ (パチパチパチパチ)

どっからかツッコミが入る前に、自分たちで言っといた方が話が早いと思いまして!

話がww 早いwwww (パチパチパチパチ)

3%と25%と、すべての女

拍手喝采ありがとうございます。メガリアでは『海水の塩分はたった3%。だから3%の女が変われば社会が変わる』という言葉がありました。
社会学的にはそういう社会の風向きが変わる劇的瞬間をティッピング・ポイントと言うそうで、ちなみにキム・ジナさんは25%だと仰っています。
俺は一応大学生やってる『特権持ち』ですが、37歳で大学1年生な上に通信大学生です。数字は色々ありますがどの道社会を変える側にはなれない側の声はね、俺が代表して言っとこうと思いまして! このメンバーの中では一番厭味がないでしょ?

は⁉︎ いや……え⁉︎ どういうことですか、だってシャオリューさんは沢山フェミニズム活動されてるじゃないですか。

ぺりぺんさんはフェミニズム活動をして、大企業でエンジニアの仕事ができるようになったんですか?

……いいえ。……大学で経営学を勉強したから新卒カードで就職できました。

確かに『私は自分のパイを求めるだけであって人類を救いにきたわけじゃない』や『薔薇はいいから議席をくれよ』なんかを読むと、考えが変わっただけじゃ現実的には力が足りないってことが読み取れます。
……しかしそう考えるとフェミニズムの考えとキャリアを併せ持つ必要があるなら、実は結構ハードル高いのでは……。

調べましょう。ええと、大体日本人女性64,483,000人……先に数が多い方から調べますか。キム・ジナさんの仰るティッピング・ポイント25%は、大体1612万人ですね。

Wikiで都市の人口を調べると……は⁇ 一番上の14,047,594人を超えた……⁇

……福岡県、愛知県、大阪府とかを超えて⁉︎

……と、東京都の全人口超えた……⁉︎

いやそんなん東京都全人口以上の数の女性が変わったら、そりゃ世の中変わりますわ! そんなのもう『女性だけの街』のレベルを超えて『女性だけの国』を名乗れるレベルの人数じゃないですか!

数字は全て大体です。計算しやすくするため10と1の位を省略しています。正確な数字は参考へ。

参考サイト

人口推計(2021年(令和3年)10月1日現在)

都道府県の人口一覧

東京都区部(地域別)人口の推移

東京都の人口(推計)

…………wikiを見たところカンボジアの人口より多いですから、本当に国レベルの人数ですね。感覚としては大体日本人女性の4人に1人です。

……あまりのスケールの大きさにクラクラしてきました。メガリアの言っていた3%の話に行きましょう。

3%は大体193万人です。群馬とか栃木の全人口くらいです。

え、少ない! なんかいけそうな気がしてきました‼︎‼︎

ちなみにバーレーンとかラトビアの全人口くらいだそうです。

どのみち国レベル⁉︎ いやでも200万切りましたよ! 女性の半分が非正規なことを考えると、学も職もあるフェミニストが3%を達成するというのが、まだ実現可能そうな未来ではないでしょうか……?

そういえばこの本で話されてた方は、皆さん学生さん以外はキャリアを持っている方が多かったですね……韓国すごいです。

日本は男尊女卑の慣習や大学費用が高額なことから女性の大学進学率が低いですが、韓国は高いですからね。必然的にそうなるとは思います。
韓国の問題はSPECといわれる資格やらTOEICやら留学経験やらの、プラスアルファが就職に絶っっ対に必要だというところでしょう。日本でもそういうことがない訳じゃないですが、韓国では大学休学してまでSPEC上げるそうですよ。新卒カードが何より重要な日本とは前提が違いますね。
閑話休題ですが。

ええ〜! 男女賃金格差OECD加盟国中ワースト1位なのに⁉︎ お金が無いとしんどいのはどこも一緒とはいえ、女性の給料を考えると……ひどすぎますね。
ワースト2位の日本に言われたくはないかもしれませんが、『失われた賃金を求めて』という本が出るのは道理ですよ!

ではこの辺で日本の話に戻ります。俺の話で恐縮ですが、たとえば大学卒業したところで40歳超えてる女は、自民党が与党から引きずり落ちない限り平均年収を得るのは無理です!
これは個人の努力の問題ではなく日本は給与が30年間下がり続けている国で、女性の半数は非正規雇用で、さらに年収は30代がピーク、それから以降は下がり続ける社会だからです。日本でも韓国でも、俺みたいな女は絶望的にまともな就職はできないでしょう!

……俺の話はほとんどの女の人にとって、役に立たないんでしょうか。

まさか! 若くて学歴やキャリアがないと駄目とか、そこまでの力を持たない他の女たちは何もしなくていいとか、そんな訳ないじゃないですか! 
おふたりはTEDの『社会運動はどうやって起こすか』はご存じですか?観たことあっても無くても、3分以内の短い動画なんで今再生しちゃいます!
読んでるみんなも再生してくれよな!

『社会運動はどうやって起こすか』

短‼︎‼︎ え? 何か……え? 3分で社会運動が起こっていましたね⁇⁇

……フォロワー、最初の追随者がひとりのバカをリーダーに変える……。

そりゃフェミニズムの社会運動を起こすのは、即興のダンスムーブメントを起こすより難しいですよ。すべての女がソウル市長選挙に出られる訳じゃないし、正社員になれたり大学に通えたり健康な訳じゃない。
はっきり言いますが日本で967万人の女性がフェミニストになり、脱コルをして、キャリアを持つのなんて夢のまた夢、奇跡のまた奇跡ですよ!
……じゃあ『特権』を持たない女たちは何もしなくていいのか? 違うでしょう。少なくとも今や未来、これらが『特権』じゃなくなる世界を夢見て、現実を生き延びようとする女はフェミニストです。
そしてフェミニストなら自分と他の女たち、明日何も知らずに生まれてくる女の子のために、リーダーたちが踊り出した時には自分も立ち上がらなければ。

3人というのは集団であり、集団というのはニュースになります。という言葉、いいですね。だって俺たち今3人で騒いでるじゃないですか⁉︎
俺たちが3人でフェミニズム本について色々言ってるのも、れっきとしたフェミニズム運動なんですね。

俺の夢はね、ぺりぺんさん。クソ仕事のできるクレバーでクレイジーな社会を変えられる女たちの周りで、踊って騒いで大暴れするだけの知性と体力とカネを手に入れることなんですよ。
今回ぺりぺんさんのエピソードを聞いて、高等教育と高等教育で何を専攻するのかは、非常に重要なキーワードなんだなと勉強になりました!

そもそも社会を変えられる女たちが、絶対にふかソ身分から出てくるとも限りませんよね。まさにぺりぺんさんはアンダークラスのロールモデルですよ!

ヒエ……。……俺の話が役に立ったなら、うれしいです。話してよかったです。

辛いこともお話してくれてありがとうございました。いくらカウンセリングに通われてるといっても、傷口に塩を塗る行為だったと思います。

カミングアウトは心身共に負担のかかる行為です。無理、駄目、絶対!

……は〜〜。達成感はありますが、そう言われるとちょっと疲れました。

そんなこともあろうかと! もう火を通してある火鍋があるんだな〜!
クーラー付けてダラダラ食いましょ〜、元気になりますよ。じゃああっためてきますね〜!

やった〜! 本当に脱コルは色々な切り口から話ができますね。残すところあと一回、最後はシャオリューさんの脱コルの話ですが一体どんな切り口になるんでしょう?

え? 何⁉︎ 鍋あっためてて聞こえないんですが〜!

……完全に鍋モードに入ってしまったので、今回はここまでですね。皆さん本日はありがとうございました! 今回ぺりぺんさんには脱コルを『非婚』という観点からお話してもらいました〜!
ご感想いただけたらうれしいです!

最後の決戦の地は『ダンス・イン・クローゼット』! シャオリューさんはどんな切り口から脱コルを語るのか、お楽しみに〜! それでは皆様、また来月お会いしましょう。ハヨンガ〜!

いただきま〜す‼︎‼︎

→第3弾 〜ダンス・イン・クローゼット編〜

←第一弾 〜PERiPEN編〜

読書会は無事成功しました。ご参加ありがとうございました!

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